かんたんな甘酒の作り方レシピを調べてみました
今日2019年2月3日は節分。
ということは、明日が立春。もうすぐ春ですね〜。
1月某日。スーパーで買い物をしている際に、目に入った甘酒。
何十年も前に、神社の節分祭で頂いた甘酒は、好きな味ではなかったけどなぁ…。なんだか流行ってる(流行ってた?)みたいたけど、どうなの?
と思いつつ、なんとなーく買ってみた。
あれ? おいしく飲めるぞ!
甘酒 どうやって作る?
結局、甘酒って何なの? 甘酒のこと、何も知らないわ。と思ったので調べてみました。
大きく分けると2つ
- 酒粕と砂糖で作る「酒粕甘酒」
- 米と麹で作る「米麹甘酒」
美味しく飲めるのは、酒粕が入っていない「米麹甘酒」ということがわかりました。
あの食通で知られる「鬼平犯科帳」で有名な作家、池波正太郎もグルメに目覚めたのは初めて飲んだ米麹の甘酒の美味しさに驚いたせいだと自身で記しています。
冬に体を温める効果を期待するのであれば、酒粕(日本酒などのもろみを絞ったもの)を使用した甘酒のほうがよいのかもしれませんね。
甘酒は「飲む点滴」と言われるぐらい即効性のある昔のエナジードリンクだそうです。
まだ、栄養の乏しい庶民の暮らしにガツンと効く精力剤だったのでしょうね。
米と麹で発酵
米麹甘酒は、炊いたご飯に米麹を混ぜて50〜60度の温度で発酵させる、とのこと。
材料は、米と麹と水。
米麹を買ってくればいいだけ?
簡単そう!
一定の温度で発酵させるということは、家にあるシャトルシェフ(保温調理鍋)で作れるんじゃない?
おっ! シャトルシェフの公式サイトに甘酒のレシピがある!
『おかゆを作って、米麹を加えて4時間保温して、再加温して更に4時間』。
ちなみにクックパッドだと、どんなレシピがあるんだろう。
炊飯器で作るレシピも、魔法瓶や湯たんぽでも、甘酒の作り方の工程はどれもシンプルで簡単。
けれども、最低でも5時間くらいかかるようで、時間がかかるなぁ。
決めた! 自作しない!
調査結果:一番簡単な甘酒レシピは『購入する』です!(笑)
飲みたい時に購入しよう!
甘酒も、出来立てが一番美味しいんだろうな、という想像はできます。
しかし、飲むのは簡単、だけど最初から作るのは結構な手間ヒマもかかる。
手軽に飲むには、購入が一番かな、と。
1月中にメーカーが異なる甘酒を数種類飲んでみたのですが、今のところのお気に入りは、マルコメの糀甘酒。
(amazon:マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒 125ml×18本)
甘酒は「飲む点滴」
飲む点滴と言われているのは「米麹甘酒」。
ブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどを、効率よく体内に吸収できるので、疲労回復に持ってこいの飲み物だそうです。
米麹で作られた甘酒は、アルコール0%で砂糖不使用。
仕事前の朝食にも、健康に気遣う人も、お酒が苦手な人もお子様も離乳食としても、安心して飲めますね。
もちろんアルコールを含まないので、車の運転中でも飲めるんですよね。
なんで甘いの?
米麹の甘酒は、砂糖を使用していないのに、なぜ甘くなるのでしょうか。
麹菌のアミラーゼという酵素によって、お米に含まれるデンプンが分解されブドウ糖に。
なので、あの甘さは、ブドウ糖の、お米からできた甘さ、ということです。
ちなみに、発酵時間が少ないほうが甘味が控えめに仕上がるそうなので、自作する場合は、発酵の途中で味をみて、好みの甘さに調整できるそうですよ。
発酵食品ブーム続行中!
納豆にキムチ入れて食べたり、以前はそうでもなかったのに毎日味噌汁が飲みたいと思ったり、カレーでもないのに急にらっきょう漬けが食べたくなり手に取ったパッケージに「乳酸発酵」と書いてあったり。
で、米麹甘酒も発酵食品!
特に意識はしていなかったのですが、過去のブログを見てみると、どうやら去年から発酵食品を積極的に摂取している様子。
自覚症状のない腸内環境の乱れを、無意識に改善しようとしてるのでしょうか?
麦茶だけじゃない夏の飲料
今回調べてみて知ったことは、甘酒は江戸時代から、食欲の落ちる夏場の栄養補給、夏バテ防止として飲まれていたとのこと。
寒い時期に飲むイメージだったのですが、夏の飲み物なんですよね。
神田明神の甘酒の老舗である天野屋さんには「氷甘酒」というカキ氷があるらしい。
それ、絶対美味しいやつ!
6月から10月初旬までの期間限定メニューのようなので、初夏までマイブームが続けば、行ってみたいと思います。