江戸三大祭、日本三大祭り、江戸三大神輿ってわかりますか?
「夏の行事と言えば?」と、問われたならば「まつり」かな?
6〜7月のイメージなんですよねー。
三大◯◯というのを調べてみました。
※以下、表示順は開催時期順
江戸三大祭 [まつり]
- 神田祭
神田明神(千代田区外神田)隔年の5月中旬開催 - 山王祭
日枝神社(千代田区永田町)隔年の6月中旬開催 - 深川祭 8月中旬
富岡八幡宮(江東区富岡)8月中旬開催
神田祭と山王祭の二つは『天下祭』呼ばれる江戸時代以来続いている東京の代表的な祭礼。
天和元年(1681年)、大規模な祭りを毎年行うのは大変ということで、山王祭と神田祭の本祭りは1年おきに交互に(2年に1度)開催されることになり、今年2019年は神田祭でした。
『ここにもう一つ加えるなら三社祭だろう』
という話もありますが、江戸の祭りは『神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様』と謳われています。
ん?
深川祭は御神輿、神田祭は山車。で、『だだっ広いが山王様』って何?
これは、山王祭の日枝神社の氏子域(町)は広範囲だったことから、そう言われたようです。
江戸一番の広さで、祭りの列は江戸城まで入ることが許されたとのこと。
日本三大祭
- 祇園祭 京都市八坂神社
- 天神祭 大阪天満宮
- 神田祭 東京都神田明神
江戸三大神輿 [みこし]
上の深川八幡祭りは『水掛け祭』の別名があり、沿道の観衆から神輿の担ぎ手に清めの水が浴びせられ(8月中旬に開催される祭りなので実際は暑さ避け)担ぎ手と観衆が一体となり盛り上がりますが、『江戸三大神輿』となると下記の3つが挙げられるそうです。
- 神田祭
神田神社(千代田区外神田)5月中旬開催 - 三社祭
浅草神社(台東区浅草)5月中旬開催 - 鳥越祭
鳥越神社(台東区鳥越)6月中旬
1350年の歴史をもつ鳥越神社。本社神輿は都内最大級で、『元祖千貫神輿』と言われます。
千貫神輿[せんがんみこし]とは、大きな御神輿のこと。
ちなみに、重さ一貫は3.75kg なので、千貫だったら3,750kg!
ですが、実際の重量ではなく、あくまでも「大きな御神輿」ということらしいです。
2019年6月 今週末開催のお祭り
上記の『元祖・千貫神輿』。今週末に観ることができますよ!
2019年6月7日・8日・9日に東京で開催するお祭り
- 鳥越祭鳥越神社(台東区鳥越)
6月8日・9日
※千貫神輿渡御は9日 - 夏越し大祭「つきじ獅子祭」
6月7日〜9日 波除稲荷神社(中央区築地)
※千貫宮神輿厄は9日 - 品川神社 例大祭
6月7日・8日・9日
品川神社(品川区北品川) - 天王祭 氏子まつり
6月8日・9日
素盞雄神社[すさのおじんじゃ](荒川区南千住) - 高木神社例大祭
6月8日・9日
高木神社(墨田区京島)
「むすび石」「からかい上手の高木さん」、カラフルでたのしい「月替りの御朱印」で参拝される方も多い高木神社と同じ墨田区の飛木稲荷神社(押上)、白鬚神社(東向島)、長浦神社(東向島)も同日に例祭が行われます。
白鬚神社は本社神輿巡幸の「ほんまつり」です。