題字は大事(?)大河ドラマや民放ドラマのあの題字って誰が書いてるの?
先日、日本レコード大賞について書きましたが、その際に番組タイトルロゴ・題字を見て
「これって書き文字? 書道家の先生が書いているのかな?」
と思い調べてみました。
タイプフェイスデザイナーという職
番組タイトルのデザインは、篠原榮太さん。
TBSテレビ開局と同時にグラフィックデザイナー、タイトルデザイナーとして勤務していた方によるもの。
主なタイトルデザインは
- 東芝日曜劇場
- 輝く! 日本レコード大賞
- 月曜ロードショー
- 3年B組金八先生
- 痛快なりゆき番組 風雲!たけし城
- 男女7人夏物語
- 渡る世間は鬼ばかり
などなど多数。
なんども見ている番組! 馴染みがありすぎる!
今やパソコンにインストールして使用できるフォントはたくさんあって、綺麗に揃った文字は読みやすいですが、タイトルデザインはインパクトを与え印象に残り、且つ読みやすい文字が良いですね。
『番組は見たことないけど、NHK大河ドラマのタイトル(題名)は知っている』と言う方もいらっしゃると思います。
それは、なぜか。
大河ドラマの題字って、存在感のある筆文字の場合が多いんですよね。
タイトルロゴから受けるイメージ、第一印象って本当に大事だな、と思います。
近年のNHK大河ドラマ 題字
- 2017年『おんな城主 直虎』書家 Maaya Wakasugi(マーヤ・ワカスギ)
- 2016年『真田丸』左官技能士 挾土秀平
- 2015年『花燃ゆ』書家 國重友美
- 2014年『軍師 官兵衛』書家 祥洲
- 2013年『八重の桜』タイトルデザイナー 赤松 陽構造
- 2012年『平清盛』書家 金澤翔子
ちなみに、先週最終回を迎えた2018年『西郷どん』は、ドラマプロデューサーから「大河=書家、のイメージから外れてみて欲しい」というリクエストを受けたクリエイティブ集団 L.S.W.F が、油絵の具で制作したそうです。