「日本レコード大賞」を調べてみたら結構複雑?!
もういくつ寝ると…。
いよいよ、年末っぽくなってきましたね。
以前、紅白歌合戦の記事でも書いたのですが、「年末恒例のテレビ番組」と言われると音楽番組をイメージしませんか?
たとえば、輝く!日本レコード大賞
今年は、2018年12月30日日曜日 第60回という記念すべき節目となるので、17時30分〜23時の拡大放送だそうです。
日本レコード大賞(略称「レコ大」)って知ってるようで知らないかも? と調べてみたら
完全に勘違いしていました!!!
- 名称からイメージして「その年の売上枚数の最も多い曲が大賞」
- 生放送の当日に各賞が発表され、会場で歌唱
そう思っていたのですが、違ったのです。
「日本レコード大賞」
対象年度に発売されたすべての邦楽シングルCDの中で「作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な『作品』」、「優れた歌唱によって活かされた『作品』」、「大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた『作品』」、以上3点に該当する『1作品』に贈る。そのため、賞の授与対象は対象曲を歌唱した歌手に限らず作詞・作曲・編曲者・所属プロダクション・所属レコード会社が対象になる。審査対象は、「優秀作品賞」に選ばれた『作品』とする。
優秀作品賞の中から、最も優れている作品(最優秀作品)が「レコード大賞」ということですね。
では、『優秀作品賞に選ばれた作品』とは何かというと
「優秀作品賞」 (旧名:金賞、ゴールド・ディスク賞)
大衆の強い支持を得て作品としても芸術性・独創性に優れ、その年度を反映したと認められた『作品』に贈る。
上記の文章で、なぜ『作品』『作品』と書かれているのか。
それは、レコード大賞は
- 作品 「作品賞」「企画賞」「アルバム賞」など
- 歌手 「最優秀歌唱賞」「最優秀新人賞」など
- 作者 「作詩賞」「作曲賞」「編曲賞」など
『作品』だけではなく『人』に贈られる賞もあるから。
選考は、音楽評論家、音楽プロデューサーなどの音楽関係者とスポーツ紙を含む各新聞社の記者、TBS関係者などが行う。
(ちなみに、主催は公益社団法人日本作曲家協会、後援はTBSです。なるほど、なるほど。)
第60回 日本レコード大賞
2018年、今年の優秀作品賞、最優秀歌唱賞、優秀新人賞、特別賞、最優秀アルバム賞、作曲賞、作詩賞、編曲賞、企画賞、日本作曲家協会選奨、功労賞、特別功労賞は11月に発表済み。
レコード大賞と最優秀新人賞以外は先日、表彰式が行われています。
優秀作品賞
(50音順)
- アンビバレント / 欅坂46
- いごっそ魂 / 三山ひろし
- Wake Me Up / TWICE
- サザンカ / SEKAI NO OWARI
- 勝負の花道 / 氷川きよし
- シンクロニシティ / 乃木坂46
- Teacher Teacher / AKB48
- Be Myself / 三浦大知
- Bedtime Story / 西野カナ
- U.S.A. / DA PUMP
新人賞
(50音順)
- STU48
- 辰巳ゆうと
- Chuning Candy
- BiSH
大賞は当日に?
12月30日の放送内で、優秀作品賞の中から「レコード大賞」が、優秀新人賞の中から「最優秀新人賞」が選ばれる、ということでよいのでしょうか?
名称が複雑で難しくないですか?
優秀作品賞っていうのは「レコード大賞」という賞のノミネート作品、なんですよね?
なんだかちょっと賞がたくさんありすぎるし、文字でみると優秀と最優秀とか「最」があったりなかったりで、難しくないですか?
大会名(番組名)は「レコード大賞」だけど、そのほかに色々な賞も決めて番組にしちゃおう、というなら、「レコード大賞」という賞は名称変更したほうが…。なんて思うのは、大きなお世話ですね。
レコ大は、ラジオ視聴もできる
テレビだけではなくTBSラジオでも放送するようです。
5時間を超える音楽番組がラジオで視聴できる、っていうの、いいですよね。
個人的に、ラジオは「ながら聞き」できるので、車の運転中以外でも聴いています。
スマートフォンやパソコンで聴くことができるradiko、便利ですよ。