インフルエンザの正しい予防方法は? うがいは効果あり?
スカラヴィジョンのセンガです。今回は
身体の保温と保湿、栄養と睡眠をとり免疫力を高め、お茶などで水分を十分にとるなどの体調管理をして、罹ってしまっった場合は人にうつさないよう必ずマスクを着用しましょう。
という、インフルエンザついて。
インフルエンザ大流行!
2019年1月は、全国的に「警報レベル」を超えたと厚生労働省が発表するくらいで、あちこちの学校で学級閉鎖が相次いでいます。
A型だのB型だのありますが、インフルエンザの主な症状としては
- 全身のダルさ
- 高熱が出て体が震えるほどの悪寒
- 関節痛
- 嘔吐や腹痛
- 下痢
などの症状です。
とにかくダルいし、頻繁にトイレに行くことになるし、脱水症予防でこまめな水分摂取もしなければいけないので、寝るに寝られない状態で「とにかくツラい!」って言葉しかでないですよね。
どうにか避けたい、なるべくならインフルエンザにかからないようにしたいですよね。
予防法「手洗い・うがい・マスク」は効果なし?
インフルエンザ予防には、これまで言われてきた「うがい」は「有効な予防」にはならないようですね。
- ぬるま湯で十分な効果が得られる
- カテキンを含む緑茶が効果的
- 喉うがいよりも鼻うがい
などの話も聞きますが、インフルエンザウイルスはアッという間に体内に侵入してしまうので、うがいでは排出できない、ということのようです。
また、マスクでウイルスの侵入をブロックすることは出来ないそうです。
しかし、インフルエンザは温度が低く乾燥した環境を好み、気温が低く乾燥している環境では粘膜の防御機能が低下するそうです。
したがって、マスクで喉と鼻の粘膜を保湿と保温することにより、インフルエンザにかかりにくくする ということです。
手洗いに関しては、以前書きましたが、感染症予防対策には効果がありそうです。
インフルエンザ感染予防方法は?
まず真っ先に思い浮かべるのが「予防接種(ワクチン接種)」。
しかし、ワクチンは、その効果が現れるのは接種後通常約2週間程度から、効果は5ヶ月程度、ということなので、11月から12月上旬あたりに接種するのが効果的で、流行してからじゃ遅い、んですね。
流行前のワクチン接種、ですね。
そして、この予防接種は「インフルエンザに感染しても重篤化しないようにする予防」ということなので、「打ったから大丈夫!」と安心はできません。
今からできる有効だと思われる対処法は
- 外出後の手洗い及びアルコール製剤を用いた手指消毒
- 部屋の湿度を50〜60パーセントに保つ
- 疲労を溜めず、十分な睡眠とバランスのよい食事
- 患者の咳やくしゃみで出る飛沫を浴びないようにする
流行時は、人混みや繁華街への不要不急な外出を控える。
これが一番の予防になりそうですね。
流行の季節、高熱が出たらインフルエンザを疑って
急に高熱が出たり、高熱ではないけれど全身に倦怠感があったり、風邪の症状とは少し違うなと感じる場合、インフルエンザを疑いましょう。
- おかしいなと思ったら、人との接触を避ける
職場・学校に行かない。電車・バスの乗車を控える - 体調に違和感を感じたら、翌日に医療機関を受診
- こまめな手洗い、手指消毒の励行
- お茶を飲むなどで水分補給
- マスクの着用(不織布(ふしょくふ)製マスク推奨)
- 家族と同居の場合は、洗面所やトイレのハンドタオルなどの共用を避ける
- ドアノブや電気のスイッチなど、触った場所をアルコール製剤で消毒
- 処方された薬は自己判断で打ち切らず、飲みきる
また厚生労働省はインフルエンザの感染拡大防止策として「手洗いと咳エチケット」を推奨しています。
咳エチケットとは、咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
参照:厚生労働省「平成30年度 今冬のインフルエンザ総合対策について」
体調が悪い時は気が回らないものですが、インフルエンザは咳やくしゃみの飛沫により人から人に伝染、感染していく病気なので、インフルエンザになってしまった場合は人にうつさないよう
外出や人との接触を極力避け、必ずマスクを着用して感染拡大予防
に留意しましょう。
余談ですが、「インフルエンザの疑いがある場合は、受付時に申し出てください」と掲示している病院で、「体調が悪い中待つのは皆一緒なのに、インフルエンザかも?って人は優先で診てもらえるの?」と言っている人を見かけたことがあるのですが、あれは待合室での感染拡大を防ぐ為なんですよね(笑)。
無理をせず、おだいじに。
<1月23日追記>
さっきテレビで見たのですが、起きてすぐ歯磨きをする。
着替えるよりも何よりも先に歯磨きをすると、口の中のウイルスが洗い流されて効果があるそうです。
マスクを外す場合は紐部分を。
鼻や口を覆っている部分は、飛沫がついているので、この部分を触ってしまったら手洗いを、ということですね。
以上、追記のソースは、ミヤネ屋です(笑)。