【初心者向け】GoogleやYahooで検索上位になるために何をすれば良いのか?
前回の記事「【初心者向け】SEOの基礎の基礎、検索エンジン対策ってなに?」でお伝えした続きです。
そもそも検索順位ってなんで変わるの?
Googleで検索した際に、上から順にサイト名(または記事名)が並びます。
検索結果の順位は常に変動します。
今までは自分のサイトが検索1ページ目までに表示されていたはずなのに、今日は2ページになっている。
そんな順位の変動は常に起こりうる事です。
Googleの収益は広告
Googleという企業はどうやって収益をあげているか知っていますか?
Googleはみんな使っていて、あんなに便利なのに「無料」ですよね?
無料なのに企業としてどうやって利益を上げているのでしょうか。
それは、Googleの収入源は「広告」だからです。
「広告」によって利益を得ているのです。
広告をより多く得るためには?
広告主がより多く集まるためには、広告を沢山見てくれる「検索ユーザー」を増やす必要があります。
検索ユーザーを増やすにはどうすればいいか。
それは、Googleが「便利で使いやすい検索サービス」を提供すればいいわけです。
便利で使いやすい検索サービスのクオリティを上げるにはどうすればいいか。
「ユーザーが調べたい情報を最短で解決してくれるサイト」
に辿り着けるように、情報の質の高いサイトを検索順位の上位に優先表示します。
インターネットで検索する人というのは、どんな人でしょうか。
検索のタイプには主に下記の3つに分かれます。
1. インフォメーショナル検索クエリ(Informational queries)
情報を手にいれるための検索。
例: 「洋服 + 修理 + 自分」「ホタテ + むき方 + 道具」
2. ナビゲーショナル検索クエリ(Navigational queries)
特定のサイトやコンテンツに移動するための検索。
例: 「Netflix」「YouTube」「ヤフオク」
3. トランザクショナル検索クエリ(Transactional queries)
購入やダウンロードなどのような、決済や取引などを実行する意図のもとに行う検索。
例: 「楽天 + パソコン + 激安」「アップル + iPhone」
共通して言えることは、検索ユーザーは情報を求めているということです。
たとえば「ぎっくり腰になってしまったけど、いま住んでいる足立区綾瀬で治してくれる所はないか?」という悩みを抱えている場合
「足立区 綾瀬 ぎっくり腰」
などで検索すると思います。
その際に、Googleはより解決してくれる内容を含むサイトを優先して表示します。
例えば「ぎっくり腰 綾瀬 治療」で検索して出てきたサイトに行ってみたのに「おいしいケーキの作り方」が載ってとしたら、そっとページを閉じますよね…。
クローラーとアルゴリズム
じゃあどうやってGoogleはWEBサイトの内容を拾って審査して順位を決定するのか?
それは、Googleが「クローラー」と呼ばれる巡回ロボットで、世界中のあらゆるWEBサイトの内容を自動的に収集します。
クローラーは定期的に回ってきて、サイトの最新情報を拾っていきます。
拾われた情報は蓄積され、Googleの「アルゴリズム」によって、拾ってきた内容を精査します。
Googleのアルゴリズムは日進月歩で日々進化しています。
文脈に不自然がないか。
きちんと利便性の高いサイトかどうか。
より人間にが読むサイトに近い高い精度で審査されていきます。
そして、ユーザーの求める「情報」に応えることが出来るサイトが、検索順位の上位に表示される優良なサイトとして認められるのです。
SEOに有効なのは「優良なコンテンツ」
では、どんなサイトが検索上位にしてもらえるのか。
その昔は、裏技的な手法のSEO施策で検索上位に持っていくことが可能でした。
漠然と沢山のキーワードをサイト内に盛り込んだり、自分で所有するサイトから沢山被リンクを付与したり、キーワードを記述しつつも意図的に表示しない隠しテキストにしたり。
そういった、ユーザーが欲しい情報に対応するというよりも、サイト順位だけを上げるためにだけのSEO施策。
中身を伴わないズルいSEOのやり方を「ブラックハットSEO」と言います。
ペンギンアップデートとパンダアップデート
パンダアップデート
その昔までは、WEBサイトはページが多ければ多いほど評価されるGoogleのアルゴリズムによって、無意味なサイトが検索上位に来るというのが現状でした。
たとえば「対応エリア」と称してひたすら地名を羅列したり、キーワードをとにかく盛り込んだり、他サイトからのコピペによって薄めた内容のページを量産したり。
結果として、情報が必要なユーザーが検索しても、必ずしも満足の結果が得られるサイトが上位にいるかどうかも怪しい状態だったのです。
現在では「パンダアップデート」という大幅なアルゴリズムの開発により、裏技的な粗悪な手法は通用しなくなりました。
オリジナリティに富んだページではなく、コピペで作ったようなページはGoogleによってペナルティを受け、順位を下げられたり、そもそも検索順位の中から除外されてしまう事もあります。
ペンギンアップデート
ペンギンアップデート以前、Googleは「外部のサイトからリンクをされているサイトは良いサイト」という外部評価も評価の要素としていました。
それを逆手にとって、自分の所有している多くのサイトや無料のブログを量産して、そこからリンクを貼るという手法が横行しました。
人工的に操作された順位では、ユーザーが本当に必要な情報が得られるかどうかはまったくブレてしまいます。
そんな人工的なリンクをすべてスパム扱いとしたのが「ペンギンアップデート」です。
SEOにもっとも有効なのはコンテンツ
Googleのアルゴリズムの日々の進化により、より優良なコンテンツが高精度で選別される時代になった今では、小手先のブラックハットSEOでは通用しません。
では、どのようなサイトが検索順位の上位になれるのか。
それは、そのものズバリ「優良なコンテンツ」をより多く記載したサイト、ということになります。
では、以上を踏まえた上で、自分のサイトをより検索上位にすればいいのか、次回以降にご紹介します!
スカラヴィジョンではWEBサイトのデザイン制作、SEO対策も行っております。
お気軽にご相談下さい。