いまさら聞けない?! 『文春砲』って何だっけ?
女優の広末涼子さんとレストランオーナーシェフの鳥羽周作氏のW不倫報道。
6月8日発売号の「週刊文春」で報じられ、同誌の直撃取材に当事者2人は不倫関係を否定。
しかし14日午前、両者ともに各々のSNSで一連の報道を認め謝罪し、Hさんの所属事務所は無期限謹慎処分を発表。同日、毎週木曜日発売の同誌の発売日前日に配信される「文春オンライン」にて、手書きのラブレターや交換日記の存在を報じられた。
いわゆる『文春砲』。
うーん…。
報道内容は、正直どうでも良いんです(笑)。
そこはどうでも良いのですが、街中で聞く『文春砲』って、「浮気を疑われる」のような意味で使用している人が多いな、と。
それがなんだかモヤっとしてしまって…。
じゃー、ちょっと調べてみようかな、と。
そもそも『文春砲』とは。
週刊文春はAKB48メンバーの恋愛スキャンダルを連発掲載。
この影響で、AKB48メンバーはキャプテンを辞任したり、グループ移籍になったり、研究生に降格になったりしていることから、『文春砲』は元々AKB48のファンの間で使われていた用語で、インターネットスラング。
転じて、AKB48に限らず、週刊文春のスクープは『文春砲』と呼ばれるようになり、この文春砲により取材対象者が辞任または活動休止などに追い込まれる場合も多く、文春本誌だけでなく、テレビのワイドショーなどでも使用されるようになったそうです。
例えば、2016年を見ると
- 1月はタレントBとミュージシャンE.Kの不倫交際。Bは不倫を否定したが、続報でBとKとのLINEでのやり取りを掲載。この一連の影響で、Bはテレビ出演を全て降板し所属事務所は本人の当面休業を発表。
- 翌週は、経済再生担当大臣が建設会社から口利きの見返りとして現金などを受け取っていたと報じ、これを受け大臣は、自身と秘書の金銭授受問題で引責辞任。
- 2月は、国会議員のMが、妻が出産入院している間、自宅マンションに女性タレントを宿泊させたことを報じ、これを受けMは衆議院議員を辞職し、離党。
- 3月は、経営コンサルタントでナレーターやタレント活動をしていたS.Kの学歴詐称を報じ、当人は報道を認め、出演中のテレビ、ラジオ番組への出演自粛、出演予定だった番組は放送前に降板。
- 5月は、東京都知事(Y.M都知事)の、公用車の私的利用や政治資金をめぐる私的流用疑惑を報じ、Y.Mはこれを受け任期途中で東京都知事を辞任。
など。
ちなみに2020年は
- 1月は、既婚者である俳優のM.Hが、E.Kと不倫していたことを報じ、Hは出演していたCM契約が全解除され、Kは放送中のドラマ出演を全て降板。同年8月、Hは事務所を通じ、女優Aとの離婚を発表。
- 3月18日発売号に、学校法人森友学園への国有地売却と財務省の公文書改ざん問題で財務官僚の手記を掲載。翌週号に、のちに「赤木ファイル」と一般に呼ばれるようになる極秘ファイルが存在する続報を掲載。
- 5月、東京高検検事長のKが産経新聞社会部記者2人、朝日新聞の元検察担当記者1人と賭けマージャンをしていたことが報じられ、Kは事実関係を認め辞職。
- 同じく5月、立憲民主党所属の埼玉県議会議員のIの不倫問題を報じ、Iはこれを受けて議員辞職。
- 6月、お笑いタレントのK.Wの不倫を報じ、Wはテレビ番組出演を自粛。
- 7月、新型コロナウイルスの対応に当たっていた厚生労働副大臣のG.H(内閣総理大臣経験者の父の次男)と厚生労働大臣政務官のH.J(郵政大臣などを経験者した父の次女)が不倫関係にあり、連日退庁後にデートを重ねていることが報じ、これを受け、のちの衆議院厚労委員会で当事者に事実関係の説明を求めたが、両人はともに答弁を拒否。翌年12月にHとJは再婚。
などが報じられました。
このように、芸能人や著名人の恋愛スキャンダルだけではなく、政治家・官僚や実業家の金銭スキャンダルも多く報じているのです。
というわけで、大衆居酒屋さんやスナックで『文春砲って、不倫や浮気を疑われて噂になるって意味じゃないよ』と伝えていきたいと思います(笑)。
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