2019年8月中旬までに、都内で開催される主な花火大会

東京は梅雨明け宣言もままなら無い中、花火大会の季節がやってまいりました! 夏です!

東京の花火大会

東京の三大花火大会といえば、過去は

  • 隅田川花火大会
  • 東京湾大華火祭
  • 神宮外苑花火大会

でした。

実は、会場周辺が2020年東京オリンピックの選手村整備に伴い、2016年から東京湾大華火大会は「休止」されているからです。

なので、2019年現在『東京の三大花火は?』と言う場合は、打ち上げ数の多い順のようです。

打ち揚げ数

都内で開催される花火大会で、打ち上げ数が多い順に並べてみました。

  • 隅田川花火大会 20,000発
  • 江戸川区花火大会 14,000発
  • 足立の花火 13,000発
  • 葛飾納涼花火大会 13,000発
  • いたばし花火大会 12,000発

「たまや」「かぎや」って何?

花火が上がると、見ている誰かが必ず発する掛け声

「たぁまやー」「かぁぎやー」

これは、日本最古の花火大会と言われる隅田川花火に由来します。

隅田川花火は、元は「両国の川開き」という納涼祭で、自身の花火を宣伝する目的で「玉屋」と「鍵屋」という屋号の花火師が交互に花火を揚げ、この花火師を応援する意味で見物客がかけた声が「たまや」「かぎや」です。

今年2019年の大会プログラムを見ると、第一会場は(株)丸玉屋小勝煙火店、第二会場は(株)ホソヤエンタープライズが担当するそうです。

東京の三大花火大会

2019年現在、隅田川、江戸川 足立が、東京の三大花火大会と言えそうです。

隅田川花火大会

日本最古の花火大会と言われ、関東随一の花火大会。

1733年(亨保18年)隅田川での水神祭、納涼祭である「両国川開き」において、慰霊を兼ねた花火が打ち上げられたのが始まり。

隅田川は川幅が狭く、両岸ギリギリまで建物が建っていて規制も厳しく、打上げ可能な花火のサイズは、5号玉までに制限されています。

ちなみに5号玉は、打ち上げた花火の直径が約170メートル程度、高さ約190メートル程度なのですが、大きさよりも数で勝負!がこの大会の見どころ。

その他、数々のコンクールで優秀な成績を収めた花火業者による花火コンクールも開催されます。

江戸川区花火大会

江戸川という河川は、東京、千葉、埼玉の境を流れている河川で、東京都江戸川区と千葉県市川市の河川敷での共同開催による花火大会。

毎回恒例、5秒間で1,000発を打ち上げる圧巻のオープニング。最大8号玉があがり、尾を引いて落ちていく銀色の冠柳(カムロ)でフィナーレを迎えます。

この大会は、鍵屋(宗家花火鍵屋)が手がけています。

なので、掛け声をかけるなら「かぎやー」です、お間違いなく。

足立の花火

夏の東京で開催される大規模花火で、もっとも早く開催される先陣的存在。

打ち上げ時間は全60分(1時間)で約1万3000発が打ち上がる、ギュっと詰まった花火大会で人気が高い。

足立区荒川河川敷での鑑賞は、北千住側は人気があるそうなので、西新井側が良いようです。

しかも西荒井側は、ライトアップされたスカイツリーと花火を同時に鑑賞できます。

また、2020年に限っては、東京オリンピック開催の影響で、5月30日の開催予定を発表しています。

8月中旬までの花火大会

以下は、2019年8月中旬までに東京都内で開催予定の主な花火大会です。

★印:打ち上げ予定数が1万発以上の大会

7月20日 足立区荒川河川敷 「足立の花火」★
7月23日 葛飾区柴又野球場 「葛飾納涼花火大会」★
7月27日 台東区・墨田区隅田川河川敷 「隅田川花火大会」★
7月27日 立川市「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」
8月1日 練馬区としまえん 「練馬区花火フェスタ」
8月1日 江東区・荒川砂町水辺公園 「江東花火大会」
8月3日 江戸川河川敷 「江戸川区花火大会」★
8月3日 板橋区荒川河川敷 「いたばし花火大会」★
8月3日 新宿区霞ヶ丘町 「神宮外苑花火大会」★
8月7日 狛江市多摩川緑地公園グランド 「狛江・多摩川花火大会」
8月15日 大田区・多摩川河川敷 「花火の祭典」

その他、7月20日江東区豊洲ぐるり公園で「スターアイランド2019」というイベントにて花火が打ち上がるそうです。

「無料観覧エリアはナシ」とのことですが、江東区の晴海や有明などの臨海部、港区の芝浦埠頭周辺などでは見ることができるのではないでしょうか。

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